11月11日 研究発表会を振り返って
更新日:2016年11月24日
菊川小学校は、2年間、「言語活動の充実を図る指導の工夫 〜国語科 書く活動を通して〜」の研究を進めてきました。11月11日の研究発表会を振り返ってみます。各学級で「書くこと」「交流」をメインに授業を行いました。講演会では、三遊亭金時師匠にお話をしていただきました。墨田区教育委員会をはじめ、保護者、地域の方、学校関係者などたくさんの方に参観していただきました。
1年『おはなしの つづきを かこう』 「ももたろう」「てぶくろ」「うさぎとかめ」の3冊の絵本の中から1冊を選び、お話の続きを自分で書きました。自分で選んだ絵本の続き話を個々のアイディアをもとに、意欲的に書いていました。
2年『絵を見てお話を書こう』 3枚の絵をもとに、お話を作りました。2組は、「始め・中・終わり」の構成メモを書きました。1組は、メモをもとに肉付けをしながら物語を作りました。後日、書いた作品は1年生に読み聞かせをしました。
3年『くらしと絵文字』 東京オリンピック・パラリンピックの競技の絵文字を考えました。1組は、自分の考えた絵文字について友達と交流し、説明文を書くための構成メモを作りました。絵文字の特徴や日本・東京らしさを相手に伝えることができました。2組は、自分の作った絵文字について、「始め・中・終わり」の構成で紹介する文を書きました。一人一人が作った絵文字の特長を説明する文を構成通りに書くことができました。
4年『ごんぎつね』 1組は、兵十がごんを打ってしまう場面の内容に対して、どう思うかを交流する時間にしました。児童は、兵十の行動について考え、意見を出し合うことができました。2組は、自分の好きな場面や心に残った場面を理由を明らかにして書く活動を行いました。今までの学習の成果が実り、文章を進んで書く姿が見られました。
5年『世界遺産 白神山地からの提言〜意見文を書こう』 1組は、自分の考えが相手に伝わるよう、資料をもとに根拠や理由を入れて意見文を書く活動を行いました。構成メモをもとに、意見文を書くことができました。2組は、書いた意見文をもとに、違う立場の友達と交流を行いました。交流活動を通して考えの幅を広げたり、互いの考えを認めたりすることができました。
6年『随筆を書こう』 「自分の経験したことをもとに、見方や考え方、思ったこと、考えたことなどを書こう」という投げかけをしました。1組は、書き上げた清書をもとに、友達との最終的な交流をする学習でした。2組は、途中の交流をもとにして清書を書くという時間でした。しんとしている中、鉛筆の音だけが聞こえました。
三遊亭金時師匠に『言葉と生活』という演題でお話をしていただき、最後に一席、披露していただきました。「笑い」がある講演会、拍手喝采でした。