在校生の声
更新日:2024年10月4日
令和6年度 新入生保護者説明会におけるスピーチ
代表生徒の声
行事を通した錦糸中学校の魅力についてお話しします。
錦糸中学校にはたくさんの行事があります。
まず、5月には体育祭があります。全校生徒で墨田区総合運動場で、熱気あふれる競技が繰り広げられます。年度初めの大きな行事であり、クラスの絆を深めたり、学年を超えた交流ができる場でもあります。毎年、錦中生が一丸となって、白熱した競技が行われます。 私は体育祭実行委員を務めました。クラスの団結を高めるために話し合い、学年練習ではクラス全体をまとめる役割を果たしました。3年生として、最後の体育祭を成功させたいという強い気持ちと責任感をもって臨みました。特に、伝統の「錦中ソーラン」は、3年間の集大成でもあり、楽しみな気持ちと同時に不安も感じていました。練習ではダンスリーダーを中心に、全員で声を出し、大きく踊ることを意識して、学年全員で素晴らしいものを作り上げることができました。
次に、学芸発表会についてお話しします。 学芸発表会は舞台発表の部と展示の部に分かれます。舞台発表の部は、すみだトリフォニーホールで行われ、クラス合唱や学年合唱、吹奏楽部の演奏、海外派遣生徒の発表が披露されます。合唱練習を通じて、クラスメイトとの団結力がさらに深まる行事です。普段聴く機会の少ない吹奏楽部の演奏もあります。墨田区の海外派遣で選ばれた代表生徒による発表もとても魅力的でした。 クラス合唱の練習では、実行委員が中心となり、ハーモニーを大切にしながら取り組みました。すみだトリフォニーホールという素晴らしい舞台の中で歌えることは、貴重な経験でした。他のクラスの合唱もとても感動的でした。 展示の部では、校内に美術や技術などでの授業の作品、部活動の作品などが展示され、生徒の努力の成果を見ることができます。
最後に、6月に行った修学旅行についてご紹介します。 今年の3年生の修学旅行は、飛行機を使って長崎・佐賀へ行きました。長崎では、原爆の悲惨さを目の当たりにし、平和について深く学ぶことができました。現地の平和ガイドの方から当時の状況について直接話を聞くことで、平和の大切さを実感しました。佐賀では吉野ヶ里遺跡を訪れ、豊かな自然に触れました。東京ではできない貴重な体験ができたこと、そして、寝食を共にすることで仲間との信頼関係をより強くすることができました。この修学旅行での経験は、これらの学校生活や人生でもとてもプラスになるものでした。
錦糸中学校は、生徒一人ひとりが挑戦できる環境が整っている学校です。充実した3年間を送ることができると思います。
代表生徒の声
錦糸中学校に入学し感じた、小学校と中学校の授業の違いや、錦糸中学校の授業の良いところをご紹介します。
まず1つ目は、iPadを活用した授業です。iPadを使うことで、楽しく学習が進められます。例えば、授業の最初に前回の内容を復習するクイズを行うことがあります。クイズ形式だと楽しみながら復習できるので、内容が頭に残りやすく、忘れにくくなります。また、iPadを使うことで家庭学習も簡単にできるので、「自分でやってみよう」という気持ちになります。
2つ目は、生徒同士で話し合う時間が多いことです。iPadを使うと他の人の意見を簡単に見ることができ、それを元に話し合うことで、自分の考えを深めたり、新しい視点に気付いたりすることができます。さらに、その意見を参考にして、自分で新たな考えを出すこともあります。錦糸中の授業では、生徒同士での活発な意見交換が行われ、その途中で様々な考え方に触れながら、自分の理解を深めることができます。 私が特におすすめしたいのは、数学の「自由進度学習」です。これは自分のペースで学習を進められるというものです。わからないところがあれば、そこで立ち止まり、理解できるまでじっくり学ぶことができます。わからない部分があれば、友達に教えてもらったり、先生が丁寧にサポートしてくれたりするので、疑問がそのままになることはありません。
もしかしたら、中学校の授業に堅苦しいイメージをもっている人もいるかもしれません。しかし、錦糸中の授業は、決してそんなことはなく、楽しくわかりやすく進行します。安心して入学してください。
令和5年度 新入生保護者説明会におけるスピーチ
代表生徒の声
錦糸中学校には、運動部7、文化部4の計11の部活動があります。僕は、男子バスケットボール部の部長として、活動をしてきました。部活動を通して学んだことは目標を作りその目標に向かって取り組むことの大切さです。先輩が引退して自分たちの代になったとき、まだ明確な目標はありませんでした。しかし、それではダメだと思い部員全員で話し合い「大会で一勝する」という目標をたてました。小さな目標かと思うかもしれません。ただこれまで一勝することの大変さを目の当たりにしてきた部員にとっては、大きなことであり、日々のモチベーションになっていました。そして、それに向かって練習に励み、目標である大会で一勝することができました。最後の大会は一回戦敗退という結果にはなってしまったがこれまで積み上げてきた経験をいかすことができたと思います。
どんなことにおいてもだたやみくもに取り組むのではなくしっかりとした目標をたて、それに向かって進むことの大切さを学びました。これからの人生においても、部活動を通して得られた経験を活かしていきたいと思います。
代表生徒の声
錦糸中学校の行事についてお話しします。
まずは、学校全体で行われる行事についてです。
学校全体で行われる行事には、体育祭や学芸発表会などがあります。
体育祭では、令和5年度は各学年、クラス対抗で行いました。学年ごとにクラスの得点を競い合い、最終的に総合優勝を決定しました。
学芸発表会では、展示の部と舞台発表の部があります。展示の部は、今までの授業や部活で作ってきたものを展示する行事です。舞台発表の部は、すみだトリフォニーホールの舞台を借りて、学年やクラスごとの合唱や部活動の発表を行う行事です。学年で行われる行事としては、1年生の野外体験活動、2年生の移動教室、3年生の修学旅行などがあります。
私は3年間、行事を体験していくうちに、仲間との絆や思い出をたくさん手に入れました。新たな経験や気付きを得たり、判断力や集団行動の仕方なども身に付いたことで、人間としても成長することができました。また、3年生の修学旅行では、実行委員長を務めることもできました。「これまでの行事の集大成として、修学旅行を成功させる」という目標のもと協力することにより、学年全員の思い出に残る行事にすることができました。こうした経験ができたことは、私の誇りです。このような貴重な経験を、今後の人生に生かしていこうと思います。
代表生徒の声
錦糸中学校ではiPadや電子黒板を使用して学習を行なっています。iPadでは先生や生徒同士でデータを共有し合ったり、意見交換をできたりと学習をより理解しやすくするために上手に活用しています。紙でもデータでもどちらでも良いという生徒もいますが、iPadを使用するようになってからはiPad上のデータで学習に取り組む生徒も多くなってきました。授業では、iPadで先生の画面を生徒に共有していただくこともできますが、電子黒板の大きな画面を映し出していろんな機能を使うことができます。先生によっては、ペンの機能で画面に文字や絵を書き加えてくださったり、ズームアップしてくださったりもします。電子黒板に画像や動画を写し、黒板には板書をしてなど、うまく2つを併用している先生もいらっしゃいます。授業がスムーズに行われ、わかりやすいので理解が深まります。中には、電子黒板に板書をする先生もいらっしゃいます。そのため、黒板の文字を消す必要がなくなるので時間の短縮にもなっています。
私は、学校でiPadを日常的に使うようになってから、気付いたことがあります。それは、学んでいく中でわからないことがでてきた時に、自分から積極的に調べようという気持ちが強くなったことです。私は勉強をすることがあまり得意ではありませんでしたが、iPadを使うことで自分に合った勉強方法を見つけることができるようになりました。すると、自然と勉強への意欲が高まりました。また、iPadを使いこなせるようになると友達同士でも教え合えたり、自分自身でも新たな気付きを得ることができたりと、どんどん成長していくことができました。
代表生徒の声
錦糸中学校の生徒会役員は、生徒会長1名・副会長1名・運営委員3名の計5名で活動しています。私は、生徒会本部役員を1年、生徒会長を1年務めました。生徒会役員の活動としては、現在は主にnoteでの錦糸中学校に関する情報の発信やUCSと連携してのボランティア活動、生徒会関係の行事の仕事などをしています。
私は特に、UCSでのボランティア活動で協力の力の大きさを学びました。例えば服の力プロジェクトでは、錦糸中学校内だけでなく、近隣の小学校、幼稚園、保育園の方々から着なくなった子供服を提供していただきました。集まった服の枚数を数える時も、ボランティアとしてたくさんの生徒が集まってくれました。また、昨年度発足したUCSというボランティアグループでは今年度総勢53名で手分けしてさまざまなボランティア活動を行っています。これは生徒会本部5人ではできなかったことだと思います。生徒会本部役員として約2年間活動し、学校で行われている活動は本当にたくさんの人に支えられているのだということを実感しました。
これからもさまざまな活動を行っていきますので、その都度ご協力をお願いします。