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第三吾嬬小学校
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第1回 三吾小キャリア教育特別授業

更新日:2018年11月9日

三吾小キャリア教育特別授業

 平成30年10月20日(土曜日) 5,6年生の児童(176名)は、キャリア教育(職業・仕事・働くことについての学習)の特別授業として、保護者や地域の特別講師の皆様をお招きして、身近な大人の人たちの職業についてお話しを伺う時間をもちました。子供たちにとって、将来の夢は様々ですが、実際に働くというのはどういうことなのか、保護者や地域の方々から直接話を聞く機会はなかなかありません。三吾小では、キャリア教育を充実させるため、積極的に保護者・地域の皆様に学校へ来て語っていただきたいと考えています。
 当日は、5,6年生の各クラスで希望をとり、それぞれの興味・関心に合わせて自分の聞きたいお話をしてくださる特別講師の教室へいきました。

5の1教室 「建設業」 矢島鉄筋工業株式会社 代表取締役社長 矢島 孝夫先生
5の2教室 「営業職(運輸)」 桑原史成先生  「公務員」 小林清子先生
6の1教室 「ディベロッパー」 木村将宏先生  「看護師」 藤木弘子先生
6の2教室 「自営業(飲食店)」 奥野木晋助先生  「営業色」 今井慎一郎先生
6の3教室 「看護師」 佐藤亜実先生  「自営業(酒屋)」 小出 昭先生

5の1教室 「建設業」 矢島鉄筋工業株式会社 代表取締役社長 矢島 孝夫先生  (担当・5の1担任)


矢島 孝夫先生

○授業の内容
 スライドで、スカイツリー、東京都庁等、様々な建築物の紹介を通して、鉄筋が使われている建造物の頑丈さを教えてくださいました。「人の命を守る大切な仕事」という言葉が印象的です。
 耐震工事の仕組みを、実験を通して教えてくださいました。子供4名が肩を組み、一人を揺らすとみんながぐらつくけれど、足を広げると安定することがわかりました。
 鉄はさびる酸性、コンクリートはアルカリ性。その2つが組み合わさることで丈夫になります。コンクリートの中に鉄筋が入っているかどうかで丈夫さがまったく異なることがわかる実験動画や、鉄筋がスクラップ(鉄の廃材など)からできあがるまでの動画を交えて、わかりやすく教えてくださいました。
 物を造る=プラモデルなどの物作り+化粧をして格好よくする 
 体験もさせていただきました。来てくださった作業員の方々は、大きな道具を準備して持って来てくださり、とても親切に教えてくださいました。
(1)大小様々な鉄筋を持っての重さ予想クイズ
(2)鉄筋を留める作業体験・・・ピストルのような形の工具を使うと、一瞬にして針金が巻き付き、がっちりと留めることができました。


体験もさせていただきました

◯子供たちの様子
 45分間、集中していました。スライドを通しての説明には興味津々で聞き入り、体験活動では、喜びと驚きの声が響きました。工具を何度も体験したがる子供たちの申し出を快く受け入れてくださり、大満足の表情でした。

◯参加していた保護者の数、声
 15名ほど 保護者の方にも体験をすすめてくださり、参加型でした。初めての工具体験に、保護者の方も驚いていらっしゃいました。

◯感想
・鉄筋とコンクリートの相性がすごいことにびっくりしました。
・建物を造ることは、命を守る大事な仕事だと知り、建設業はすごいと分かりました。
・クイズや体験、お話はとても楽しかったです。
・鉄筋と鉄筋を固定するとき、ボタンを押すだけでできて、びっくりしました。


鉄骨の接合体験


鉄筋の説明

5の2教室 「営業職(運輸)」 桑原史成先生  「公務員」 小林清子先生   (担当・5の2担任)


桑原史成先生

○授業の内容
パワーポイントを使いながら・・・
「わたしの仕事は製薬会社から依頼された薬を運ぶ仕事です。営業をしています。だからわたしにとってのお客さんは製薬会社です。
仕事ってどういうイメージですか?わたしは物々交換(イラストを見せながら)が仕事と聞いて思い浮かびます。そしてわたしが考える営業とは「お客さんのゴールを知り、課題を解決する」ことだと思っています。相手にまずは質問をし、のどが乾いているようだったら飲み物を用意してあげる、そういうことです。やってみましょう。お隣りの人に鉛筆を売る営業をしてみてください。相手がどんな鉛筆を欲しがっているか聞き出すんですよ。
 勉強はしておいた方がいいです。算数は計算に使います。国語はお客さんに話したりメールをしたりする時に使います。理科や社会も考える力が付きます。道徳もやってはいけないことを学ぶことができます。
三吾の子供たちには世界で活躍して欲しいです。わたしの会社もアジア圏を中心に出張をして仕事をすることがあります。社員に外国人もいます。他の国の人と一緒に仕事をするとその国の文化を知ることができます。わたしは英語の勉強をもっとやっておけばよかったと後悔しています。みなさんは英語の暗唱をやっているそうですけど、がんばってください。」


子供たちの質問に真剣に答える

◯子供たちの様子
 一生懸命メモをして聞いていた。途中の話し合いでも積極的に交流していた。質問したい人はいないか聞くと、5、6年合わせて10人程手が挙がった。
◯参加していた保護者の数、声
 出入りした方も含めて10名程度
◯感想
 「海外で仕事をしてみたいと思った。」
「どの教科もしっかり勉強しなくてはと思った。」
「営業の練習が楽しかった。」


小林清子先生

○授業の内容
公務員になったきっかけは、大学時代に少し遊んでしまって、気付いた時にはどの会社も募集をしておらず、残っていた就職のチャンスが公務員試験だったことです。公務員試験に向けて勉強を頑張りました。
 公務員はいろいろな採用の形があり、大卒、高卒でもなれます。学歴はあまり関係ないです。地方公務員といってもいろいろな職業があり、わたしのような一般事務や学校の先生、公園を作る仕事なんかもあります。
一般事務にもいろいろな仕事があります。わたしは最初の4年間はキーパンチャーという、文章をひたすらパソコンに打ち込む仕事をしていました。4、5年に一回異動があって、受付、図書館、出張所と、いろいろな仕事をしました。それぞれやり方が違うし、基になっている法律が違うので、常に勉強をしながら仕事をしています。


地方公務員について

◯子供たちの様子
 真剣な眼差しで話を聞いていた。話の内容がやや難しかったせいか、質問を募っても2、3人しか手が挙がらなかった。
◯参加していた保護者の数、声
 出入りした方も含めて5、6名
◯感想
 「いろいろな勉強をしながら仕事を覚えるのが大変そうだと思った。」
「ありがとうと言ってもらえると嬉しいと聞いて、公務員をやってみたいと思った。」
「パソコンの練習が大事だと思った。」

6の1教室 「ディベロッパー」 木村将宏先生  「看護師」 藤木弘子先生  (担当・6の1担任)


木村将宏先生

●授業の内容
(1)ディベロッパーとは クイズ形式
・街をつくる仕事、人々をつなぐ仕事。
(2)仕事内容
・街作りにおける「描く」仕事。全体の統括。他の会社、銀行、デザイナーなどと連携。
(3)物作りへのこだわり
・緑を入れるとストレスが減る。
・女優ミラーを入れると女性客が増える。
・高級そうに見せる。
・漁師さんとお酒を飲み仲良くなる→土地を貸してもらえる。
(4)子供たちへのメッセージ
・ディベロッパーは、自分の思いを発信していく仕事です。10年から30年掛けて行うプロジェクトも有り、あきらめずに頑張っていこうとする人、街を良くしていこうと思う人がこの仕事にが向いています。
(5)渋谷駅再開発の映像DVD視聴


ディベロッパーとは何か?

●子供たちの様子
真剣な眼差しで、話を聞いていた。

●参観していた保護者の数(5名)、声など(感心しながら、頷きながら聞いていた。)

●子供の感想
・ディベロッパーの仕事の存在はしっていましたが、どんなお仕事かは全く知りませんでした。木村さんが詳しく簡単に説明してくださったおかげで、ディベロッパーについて知ることができました。ありがとうございました。
・私たちが出かけた先で、リラックスできたり、楽しくいれたりすることも、ディベロッパーの方々が私たちのためを思って工夫してつくった場所なんだと思うと、ディベロッパーの人たちって、格好いいなと思いました。
・木村さんのお話を聞いて、ディベロッパーというお仕事に興味をもちました。
●担任の感想
・ICT機器を使い、映像と共にわかりやすくお話ししていただきました。
・木村さんは自分の仕事に誇りを持っているように感じられ、ディベロッパーの仕事は、他の会社と連携して、自分一人では叶わない大きな夢を叶える素晴らしい仕事だと思いました。


藤木弘子先生

●授業の内容
(1)自己紹介
(2)看護師になろうと思ったきっかけ
・幼少期に口内炎で入院したときに、付き添ってくれた看護師さんが優しかった
(3)経歴
(4)仕事内容
・日常生活の世話 ・看護計画 ・身体状態の観察 ・診察の補助
◎患者さんが家に帰ってからのことも考え計画をたてる。
・食事ができない患者は、鼻から管を入れて流動食。そんな人が数ヶ月後、自分で食事ができるようになると喜びを感じる。
(5)今後の看護師に必要とされること
・高齢化が進み、訪問看護が増えている。正しい判断をする知識が求められる。
・認知症患者が増えている。
・外国人患者も増えてくる。


看護師のやりがいとは

●子供たちの様子
真剣な眼差しで、話を聞いていた。時折笑顔も見られ、リラックスした様子。
看護士を目指している児童が5名いた。

●参観していた保護者の数(5名くらい)、声など(笑顔で頷きながら聞いていた。)

●子供の感想
・表情や態度で患者さんを安心させたりリラックスさせたり、治療する以外にもたくさんの工夫があり、人のためにこんなに頑張れる藤木さんや他の看護師さんは素敵だなあと思いました。
・看護師の仕事の種類が、脳の病気の病院や治療が終わった後の介護など、細かく分けられていてビックリしました。
●担任の感想
・藤木さんには、看護学校の卒業アルバムをお持ちいただき、看護学校の様子やご自身の経歴についてお話しいただきました。また、ご自身の体験を元にお話しいただき、とても分かり易かったです。「患者さんができなかったことができるようになったときに喜びを感じる」というお話に感銘を受けました。

6の2教室 「自営業(飲食店)」 奥野木晋助先生  「営業職」 今井慎一郎先生 (担当・6の2担任)


奥野木晋助先生

●授業の内容
(1)自己紹介・経歴
 高校生の時に、「本当にやりたい仕事は何だろう?」と考え、進路指導室を訪問。
会社について資本金や規模、人数などを勉強したが、これらの情報で決めていいのかという想いから、54カ所で27種のアルバイト(会計、建設、家庭教師など)を経験する。
(2)居酒屋になろうと思ったきっかけ
父が亡くなったことをきっかけに自分の家の仕事を見直す。自分が「ものをつくる」「人と付き合う」ことが好きなことに気付き、23歳で料理を始める。「30歳にはお店を開きたい」という目標のもと、6:00〜2:00の働き詰めの1年間を過ごし、自己研鑽に励んだ。

(3)仕事内容
・食材の仕入れ ・お客さんにとって楽しい時間をつくること ・経営者は全部やる


本当にやりたい仕事は何?

(4)子供たちへのメッセージ
 目標のために何ができるかを良く考えていくこと、いろんなことにチャレンジすることが大事。自分からやりたいと思ったり、一生懸命やらなければいけないと思ったりすればつら辛いことも続けられる。人と話すためや仕入れ値を計算するためのなど今の教科の勉強は将来のためにもとても大切だから勉強を頑張れ。

●子供たちの様子
真剣な眼差しで、話を聞いていた。時折笑顔も見られ、リラックスした様子。
さまざまな仕事を経験していることに驚いていた。(一番は遊園地の人形をやっていたこと)

●参観していた保護者の数(5名くらい)、声など(笑顔で頷きながら聞いていた。)

●担任の感想
・将来に向かっていく姿勢や自身を磨いていく努力した部分の話を多く伺うことができ、刺激を受けました。
 何かを始めるのに「遅い」ということはなく、向かう姿勢が大切であることを話していただき、これからの仕事にも励んでいきたいと思います。


今井慎一郎先生

●授業の内容
(1)自己紹介
 仕事を始めて19年が経った。定年まであと19年なので丁度折り返し地点。
 家族のため、家のローンのために働いている。
(2)仕事内容
 100円の消しゴムから数億円のシステムまで幅広く販売している。
 営業は大きく分けて3つに分かれる。
 (1)仕入れ
 (2)商品について詳しく
 (3)販売→「今井さんから買いたい」とお客さんに言ってもらうためにそのお客さんに合う理由を丁寧に説明することが大切。だから今もなお勉強し続けている。

(3)システムの進化について
(1)情報漏洩を防ぐため、中身が空のパソコンを使用している。(シンクライアント)
   →インターネット上で情報を共有する。
(2)パスワードの設定。
   →手のひら静脈、指紋、顔、目などで認証できるようになった。
(3)自動販売機での顔認証。
   →カメラで顔認証することにより、年齢や性別などを判断し、その人に合った商品を提供する。
(4)働き方改革。
   →家と仕事場、訪問先など移動時にも、ポケットWi-Fiを使用することにより、場所を選ばず仕事をすることができる。
(4)営業職における三種の神器
(1)名刺(2)スマホ(3)パソコン


「今井さんから買いたい」と言わせる

●子供たちの様子
真剣な眼差しで、話を聞いていた。時折笑顔も見られ、リラックスした様子。
最新のシステムの話を聞いていくうちに、どんどん話にのめり込むようだった。

●参観していた保護者の数(5名くらい)、声など(笑顔で頷きながら聞いていた。)

●担任の感想
働き方改革の話を伺い、どの会社でも改革が求められているとのことから、自身の働き方も変えていきたいなと感じました。

6の3教室 「看護師」 佐藤亜実先生  「自営業(酒屋)」 小出 昭先生  (担当・6の3担任)


佐藤亜実先生

●授業の内容
・自己紹介
・看護師になったきっかけ
・看護師の仕事内容
…患者さんのお世話、身の回りの環境を整える、医者の指示で点滴などをうつ。
・看護師になるために
…正看と准看の資格の違い。
・戴帽式について
   …看護師のシンボルの帽子だが、最近は、その帽子の糊付け部分にウイルスなどが付着し、患者さんに感染する恐れがあるため、かぶらないようになった。戴帽式は、行う場合がある。
・ナイチンゲールの話
・看護師に関する、ドラマやアニメの紹介

『「看護師とは、人の命を預かる仕事」ほかの仕事も責任感をもって取り組んでほしい』


人の命を預かる仕事です

●子供たちの様子
・真剣にメモを取り、しっかりと聞いていた。
・初めて学んだこともたくさんあり、驚いていた。

●参観していた保護者
・10名くらいの保護者が参観していた。

●子供の感想
・看護師は女性がやる仕事だと思っていましたが、最近は男性もたくさんいると聞いて、仕事の候補の一つになりました。
・最後の佐藤さんの言葉、「人の命を預かる仕事」という言葉が心に残りました。私は、将来の夢が看護師なので、佐藤さんがすごくかっこいいと思いました。
・看護師になるために、たくさん勉強をする必要があることがわかりました。


小出昭先生

●授業の内容
・自己紹介
・仕事内容
・自営業のメリット…自分の都合で休みが取れる
          24時間家族と会える
(子供とたくさんコミュニケーションが取れる)
          出勤が0分だから、ゆとりがある
・まどみちおの詩の紹介


自営業のメリットは

●子供たちの様子
・真剣にメモを取り、しっかりと聞いていた。
・大変そうという自営業のイメージが、楽しそうに変わった。

●参観していた保護者
・10名くらいの保護者が参観していた。

●子供の感想
・小出さんは、お客さんに届ける時も出発ぎりぎりまで飲み物を冷やすなど、お客さんのことを考えて仕事をしていてすごいと思いました。
・家族との時間を大切にできる自営業に興味をもちました。
・協力するとはどういうことかを学びました。一人が熱を出したら、家族の誰かがそれをカバーする、自分も協力を大切にしたいと思います。

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